不具合

 音圧が低い 

修理概要

 本アンプでは最大出力を可変することが出来るVariable Powerのツマミが付いています。内部を調べていくとこの最大出力をコントロールする回路で、12AU7と12AX7の刺し位置がひっくり返っています。主原因はこれで、入れ替えて改善しています。
 その後劣化した出力管とプリ管を交換してバイアスを調整し、さらにガリのあるポットと劣化した電解コンデンサーの交換やその他細かな点まで修正しています。

写真1 一番右にあるのが、最大出力を可変するためのVariable Powerのツマミです。

バリアブルパワー ツマミ

写真2 パワーをコントロールする真空管12AU7と12AX7の回路図上での位置。

バリアブルパワー 真空管