Paul Reed Smith DALLAS 50

不具合

　ヒューズが切れる　

修理概要

　ヒューズを交換し調べていくと出力管の６Ｌ６が赤熱を始めます。ヒューズが切れる前に電源を切りますがこれが原因で間違いないでしょう。真空管の特性を確認すると、それぞれの値に問題はないもののチェック中でもどんどんプレート電流が増えていきます。真空管を取り替えてバイアス調整を行いヒューズが切れる不具合は解決です。さらに隠れた問題がないかプリ管の特性を確認、電解コンデンサの劣化を全て確認、基本的な最大出力などの特性も確認して終了しました。

写真１　赤熱している真空管６Ｌ６-ＧＣ

写真２　６Ｌ６の特性に問題ないものの、特性確認中にプレート電流がどんどん上がっていきます。